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第3章 4
人間界



 『サタン 此処は?』



 『女の所だ』



 『そうか・・・・』



 『お前は初めてか?』



 『あぁ・・・・』



 『そうだったな』



 『サタン・・・・』



 『なんだ?』



 『これからどうなるんだ』



 『いいから見てろって』




かちゃ・・・・・・




 「おい・・・」



 「うん?」



 「本当にいいのか?」



 「うん。いいよ。」



 「そうか・・・・」



 くちゅくちゅ・・・・



 「あぁあ・・ん」



 「声を出すなよ」



 「だって・・・・・」




 『サタン・・・これは・・・』



 『お前 人間のは初めてか?』



 『あぁ・・・・みた事はない』



 『だったら良く見ておくんだな』



 『いいのか?あれはどう見ても』



 『まぁ・・・な』



 『それは許される事ではない』



 『知っているさ』



 『何故?』



 『さぁな・・・人間どもは判らない』



 『判らないって』



 『お前 本当に何にも教わっていないんだな。というより何でも疑う様にと言われたんだな』



 『あぁ・・・・』



 『そうか・・・・』




 「ぁぁ・・ん・・・ぁぁ・・・・」



 「いいよ・・・・中が気持ちいい・・・」



 「すごく大きい・・・貴方のがいい・・・・」



 「そんな事言って。旦那ともしているんだろう?」



 「ぁぁ・・ん・・・そんな事ない・・・ぁぁっ・・ぁうっ」




 『サタン・・・・・』



 『見ていられないか?』

 

 『あぁ・・・・』



 『そうか・・・じゃ・・帰るか』



 『ぁぁ・・・』





天界 ルファーの神殿




 『人間はどうして?』



 『他の奴とか?』



 『あぁ・・・』

 

 『此処だって同じさ。お前の子を産めない奴は他の所へ行く』



 『そうかもしれないが。それは俺自身が拒否しているだけで』



 『そうさ。だがラファーはどうだ?次々と女を受け入れている』



 『あいつは・・・・俺とは違う』



 『そうだな。向こうは生まれながらの「大天使」だ』



 『そうだ。俺は・・・・』



 『ルファー・・・・何もお前がいけない訳じゃないさ。』



 『サタン・・・・』



 『何・・・・勃起させているんだ』



 『俺・・・サタンなら・・・・』



 『悪いが俺にはそんな興味はない』



 『サタン・・・・も・・・・』



 『ルファー・・・初めてみたから興奮しているだけだ』



 『うそをつくな・・・・』



 『うっ・・・・辞めろ・・・・くっ・・・・・』




ずるっずるっ・・・・・くちゅくちゅ・・・・・




 『ルファー・・・・・・駄目だ・・・・くっ・・・うっ・・・』



 『サタン・・・・・いいだろう?』



 『うっ。くっ・・・・』




ルファーの舌使いは女より上手かった

何処を責めればいいのか判っていた

サタンは耐えるのに必死だったが次第にその快楽におぼれていった




 『ルファー・・・・そこに寝ろ』



 『サタン・・・・』




仰向けに寝かせて足の間に自分の身体を滑りこませルファーと一体になった




 『うっ・・・・・』



 『くっ・・・・・』




2人とも快楽の波に溺れていった




 『サタン・・・・』



 『ルファー・・・もう2度としないからな・・・・』



 『判っているよ・・・・』




抱き合ったまま眠りにはいった

これから起きる事など知らない様な天使の様な顔で