バタン・・・・・・
『いったい久実に何があったんだ。今までは無かったのに・・・由紀奈の事がバレだんだろうか?いやそんな筈はない。上手くやっている。判らない筈だ。アドレスも電話も判らないようになってる。』
そう思うのは今までの久実の態度ではなかったからだ。
前も離婚はしないと言っていたが、子供の事までは言わなかった。
『欲しくは無い』とそう言い続けてきたからだ。
もしかしたら欲しかったのではないか?ずっと欲しかったのでは?
口には出さないだけで欲しかったのでは?そんな思いが利昭の頭に浮かんだ。
元々自分が思っている事は言わない性質だったが・・・・・・
あんなにもはっきり言うなんて・・・・・
今更言われても・・・・そう思う利昭だった。
会社 休憩室
利「由紀奈・・・・聞いてほしい事があるんだ。」
由「なに?」
利「夕べ・・・久実としたんだ、その時・・・・・・」
由「してないって・・・・そうよね。する時もあるよね。夫婦だもんね」
利「俺はいやだったんだ。お前としかしたくはないんだ。」
由「別にいいよ。」
利「中に出してしまったんだ・・・・・」
由「えっ・・・・・そう・・・・・」
利「急に子供が欲しいと・・・・」
由「そう・・・・・」
利「もし出来てしまったら・・・・・」
由「貴方の子でしょ?私はいいから」
利「判らない。」
由「判らないって?貴方の子じゃないかもしれないの?」
利「あぁ」
由「そんな・・・奥さんも不倫しているって事?」
利「そうかもな。」
由「利昭さん」
利「離婚にも応じないと」
由「そう・・・・判ったわ。」
利「判ったって 由紀奈?」
由「別れましょう。その方がいいわ。」
利「俺は別れないからな」
由「無理よ。」
利「無理だと?」
由「ええ・・無理・・・・・」
利「仕事終わったらゆっくり話そう」
由「ええ」
『いったい久実に何があったんだ。今までは無かったのに・・・由紀奈の事がバレだんだろうか?いやそんな筈はない。上手くやっている。判らない筈だ。アドレスも電話も判らないようになってる。』
そう思うのは今までの久実の態度ではなかったからだ。
前も離婚はしないと言っていたが、子供の事までは言わなかった。
『欲しくは無い』とそう言い続けてきたからだ。
もしかしたら欲しかったのではないか?ずっと欲しかったのでは?
口には出さないだけで欲しかったのでは?そんな思いが利昭の頭に浮かんだ。
元々自分が思っている事は言わない性質だったが・・・・・・
あんなにもはっきり言うなんて・・・・・
今更言われても・・・・そう思う利昭だった。
会社 休憩室
利「由紀奈・・・・聞いてほしい事があるんだ。」
由「なに?」
利「夕べ・・・久実としたんだ、その時・・・・・・」
由「してないって・・・・そうよね。する時もあるよね。夫婦だもんね」
利「俺はいやだったんだ。お前としかしたくはないんだ。」
由「別にいいよ。」
利「中に出してしまったんだ・・・・・」
由「えっ・・・・・そう・・・・・」
利「急に子供が欲しいと・・・・」
由「そう・・・・・」
利「もし出来てしまったら・・・・・」
由「貴方の子でしょ?私はいいから」
利「判らない。」
由「判らないって?貴方の子じゃないかもしれないの?」
利「あぁ」
由「そんな・・・奥さんも不倫しているって事?」
利「そうかもな。」
由「利昭さん」
利「離婚にも応じないと」
由「そう・・・・判ったわ。」
利「判ったって 由紀奈?」
由「別れましょう。その方がいいわ。」
利「俺は別れないからな」
由「無理よ。」
利「無理だと?」
由「ええ・・無理・・・・・」
利「仕事終わったらゆっくり話そう」
由「ええ」