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久し振りに      4
田代さんは私のほかに人妻と付き合っていた。

その人の方が付き合いは長いみたいだった。

本人を見たことはないが。

いつだったかは忘れたが、見たことのない。サマーセーターを着てきた事があった。



田「これね。田原さんが買ってくれたんだ。いいでしょ」

直「そう・・・よかったね」

神「あぁ」


悪気があって言っているのかいないのか判らない人だった。



そんな時に私の妊娠が判って、しかもその田原さんも妊娠していたので・・・


田「俺の子かもしれないんだ。」

直「私は?私も妊娠してるんだよ」

田「直は俺の子じゃないんじゃないの?」

直「はぁ~?」

田「神田さんの子じゃないの?仲いいしね。でも田原さんはそうだよ。」


信じられない言葉だった。

実際はどう言ったかは忘れてしまったが、似たようなことは言われたような気がする。



直「そんな事ないよ。田代さんの子だよ。産んでもいい?」

田「だめだよ。俺いやだから。」

直「じゃ堕胎するの?」

田「それしかないじゃんか」

直「あの人は産んでなんで私が駄目なの?おかしくない?」

田「あの人は結婚して旦那の子かもしれないし。俺の子かもしれないけど、ち」

直「・・・・・・」


あまりの事に言葉を失った・・・・・・

神田さんや、せっちゃんにも相談した。


田「お前さ。神田さんや、せっちゃんに言っただろう?」

直「うん。他に相談出来ないから」

田「俺が悪くなってんの判んない?」

直「そんな・・・」

田「いいかげんにしろよ」

直「ごめん・・・・」



自己中心なのかもしれない。

判らなくなっていったのも事実だ。

要はお金が全てだったのかもしれない。

貢いでくれる人なら誰でもよかったのかもしれない。

家賃も滞納して大家に出て行ってくれと言われた事もあった。

その現場に居たことも・・・・



田「だからどうすんだ?」

直「おろすよ。そのお金少しでいいから出してくれない?」


バッシ~~ン


セカンドバックのチャックの所で左目あたりを殴られた。


田「ふざけんな!」


そういって喫茶店から出て行った。

取り残された私はそのままの顔で家に帰った。

目は腫れていた。

妊娠がわかったときに親には話していたが、まさかこんな姿にはなるとは思っていない。

その時、母親が思い切り悪役をしてくれた。


母「あんたがだらしないからこんな事になるんだからね」


そんな事を言われた。

確かにそうかもしれない。

若さの至りではすまないかもしれない。

病院には母親が一緒に来てくれた。

そんな事があって勤めていた会社を辞めた。





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