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朝が来ない夜はない 2 第2章 6
 輝「沙希か?」

 沙「うん」

 輝「体調の方はどうなんだ?」

 沙「ありがりとう。なんとかね」

 輝「そうか・・・・あのな・・・・お前・・・」

 沙「うん?」

 輝「もしかしたらな。」

 沙「妊娠していると思った?」

 輝「あぁ・・・・」

 沙「違うよ。貧血と疲労が重なって」

 輝「そうか・・・・もしなそうなら言ってくれ」

 沙「輝・・・・・」

 輝「なんっていいのか判んないけど。」



<彗星>


 真「どうした?」

 輝「真輔さん・・・・」

 真「彼女は?」

 輝「別れました」
 
 真「そっか」

 輝「でも・・・沙希・・・子供が・・・」

 真「本人から聞いたのか?」

 輝「いえ」

 真「そうだとしてもいわないだろうな」

 輝「そうなんですか?」

 真「多分・・・彼女はお前の事判っていたんだと思うよ。」

 輝「俺の事?」

 真「あぁ・・・心がないって事」

 輝「真輔さんも判っていたんですか、俺がからっぽだって」

 真「まぁな」
 
 輝「俺は・・・・」

 真「気になるんだろう?」

 輝「はい・・・・・今まで無かった」

 真「そのまま彼女に伝えたら?」

 輝「気になってるって?」

 真「そう。」

 輝「彼女の事傷つけないですか?」
 
 真「いや。それは大丈夫だと思うよ。お前が変わろうとしているの判ると思うから」

 輝「真輔さん」

 真「なぁ・・・輝。別に恥ずかしい事じゃない。本気で彼女の事愛そうと思っていることだから」

 輝「もし、駄目なら?」

 真「それはそれでいい経験したんじゃないのか?たまたまお前には合わなかっただけ」

 輝「そうですか・・・・・」

 真「ぶっかってみろよ」

 輝「そうですね。そうします。」



少しだけ前に進む事が出来そうな輝







 
 
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