博「良かったわね」
輝「博美さん」
博「人はある程度歳を重ねると変わることは出来ないけどね。理解する事は出来ると思うの」
沙「理解?」
博「そう。この人は何を考え、何を思っているんだろうかって」
沙「難しいね」
博「そうね。中々人を理解するなんて出来ないけど、好きなら出来るわ」
輝「好きならですか」
博「そう。好きならね」
輝「そうですね。俺は沙希の事好きだから」
博「そうすればその人の事本当に大切にしようって思うから。焦らないでね」
輝「はい」
輝の部屋
輝「これからよろしく」
沙「うん。こちらこそ」
輝「なんか照れるけど・・・・・」
沙「ううん。」
輝「本当に今までごめんな」
沙「いいよ。これからだもん」
輝「そうだな。沙希も黙っていないでいいんだから、駄目な所があったら言ってくれ」
沙「うん。判った」
輝「したいけど、駄目だよな?」
沙「そうだね。まだ安定期じゃないから」
輝「抱き合ってもいい?」
沙「うん」
輝「良かった。沙希は暖かい」
沙「輝・・・・・・」
輝「1人の時は寒かったよ」
沙「そう」
輝「沙希は俺がいても寒かったんだよな。ごめんな」
沙「もういいよ。輝。」
輝「あぁ」
沙「輝も暖かいよ」
輝「それは沙希がいるから」
人は心に大きな傷を負うといつまでも消えない
そのキズを埋めようとしてもがき苦しむ
誰でもいいから暖かさを求める
それが間違いであっても
それに気が付かないまま長い間苦しんでいる
隙間に風が入り込んで心が冷たくなる
誰かに暖めて欲しいのに
素直になれずに・・・・・・・・・・・
完
輝「博美さん」
博「人はある程度歳を重ねると変わることは出来ないけどね。理解する事は出来ると思うの」
沙「理解?」
博「そう。この人は何を考え、何を思っているんだろうかって」
沙「難しいね」
博「そうね。中々人を理解するなんて出来ないけど、好きなら出来るわ」
輝「好きならですか」
博「そう。好きならね」
輝「そうですね。俺は沙希の事好きだから」
博「そうすればその人の事本当に大切にしようって思うから。焦らないでね」
輝「はい」
輝の部屋
輝「これからよろしく」
沙「うん。こちらこそ」
輝「なんか照れるけど・・・・・」
沙「ううん。」
輝「本当に今までごめんな」
沙「いいよ。これからだもん」
輝「そうだな。沙希も黙っていないでいいんだから、駄目な所があったら言ってくれ」
沙「うん。判った」
輝「したいけど、駄目だよな?」
沙「そうだね。まだ安定期じゃないから」
輝「抱き合ってもいい?」
沙「うん」
輝「良かった。沙希は暖かい」
沙「輝・・・・・・」
輝「1人の時は寒かったよ」
沙「そう」
輝「沙希は俺がいても寒かったんだよな。ごめんな」
沙「もういいよ。輝。」
輝「あぁ」
沙「輝も暖かいよ」
輝「それは沙希がいるから」
人は心に大きな傷を負うといつまでも消えない
そのキズを埋めようとしてもがき苦しむ
誰でもいいから暖かさを求める
それが間違いであっても
それに気が付かないまま長い間苦しんでいる
隙間に風が入り込んで心が冷たくなる
誰かに暖めて欲しいのに
素直になれずに・・・・・・・・・・・
完
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