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夜明け前 第2章 13
 利昭の申し出に戸惑いを隠せなかった。


由「嬉しいけど」

利「うん?」

由「利昭さんの気持ちは嬉しいし、私もそうなればいいと思う。」

利「うん。だから、話をしやすい為にさ」

由「子供を利用するの?」

利「そうじゃないよ。そいう事は由紀奈がいやだろう?」

由「うん。いや」

利「本気だって事をさ」

由「証明したいの?」

利「そうだね」

由「そう・・・・」


 奥さんと別れやすくする為に・・・・・

 遊びだったけど、本気になったとでもいうのか?

 利昭の気持ちが判らなくなってきた。

 段々惹かれていった自分がみじめになってきたような感じがした。

 まさか自分の身体を目当てに付き合っているとは思わなかった。


由「時間は大丈夫なの?」

利「そろそろ帰るよ」

由「うん。」

利「今度は泊まるから。いいかな」

由「えっ ええ」

利「着替えとか持ってこないとな」

由「そうね。」

利「なぁ 由紀奈。俺はお前だけだから」

由「うん。」

利「じゃ チュ」

由「うん、おやすみなさい」



 カチャ・・・・・バタン・・・・・



『なんだろう・・・・なんか違う。でも本気で考えているんだよね。だからあいう事をいうんだよね。うん、そうだよね。』


 
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