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夜明け前 第2章 14
 そう思いたい気持ちがあった。

 奥さんと別れてくれるという甘い言葉だ。

 この先に幸せが待っているという気持ちがそうさせているのかもしれない。


『でも・・・・本当にそうなんだろうか?いざとなったら別れてくれないんだろうか?もし子供が出来たら別れてしまうんではないのか?』

 そんな不安さえ出てくる。

 ベットに入り、利昭との情事を思出だしていた。



由「ぁ・・・・もっと欲しいの・・・・・」

 
 手を股間に伸ばし、敏感な所に指を持っていった。


由「もっと激しくして・・・ぁ・・・・・そこがいいの・・・ぁ・・・」


  クチュクチュ

  愛液が溢れだしていた。

  クチュヌチャ・・・・・


由「ぁ・・・いいっ・・・利昭さん・・・いい・・・」


  クリを触りながら膣の中に指を入れ、出し入れしていた。

  それだけでは足りず、枕の下からバイブを取り出し股間に宛がった。


  ヴィ~ン ヴィ~ン  クチャ ヌチャ


由「ぁっ・・・・ぁっ・・・駄目・・・ぁっ」


  ヴィ~ン ヴィ~ン


由「ぁっ・・・イッくっ・・・・・イッチャウ・・・・ぁ~」

  
  ビクン ビクン


由「はぁ はぁ・・・・」


 利昭との情事は由紀奈にはもの足りない・・・・・

 何処かという訳ではないが。

 心のそこから快楽におぼれないという事だ。

 下手ではないが、今までの男たちとは何処となく違っていた。



 
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