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夜明け前 第4章 10
由「いや・・・」
 

 バシッ・・・・


利「そんなに良かったのか?俺よりも?答えろ!」

 
 ドスッ・・・バシッ・・・・


由「そうよ。良かった。とっても」

利「そうか・・・・」


 全然濡れていない由紀奈の股間に自分のを入れようとした。


由「痛いの・・・辞めて。利昭さん!」

利「煩い。お前は俺の情婦なんだからな!おとなしくやらせろ!」

由「いやぁ~~!」


 ギシ・・・


由「いたい・・お願いやめて!」

利「煩い奴だな・・・これでも咥えてろ」


  ギュ・・・


由「うっん」

利「嫌だって言っているわりには濡れてきてるぞ。いやらしい奴なんだよお前は。誰だっていいんだ」


 パンパン・・・・
 
 由紀奈に八つ当たりするのは違っているのは判っていた

 押さえる事が出来なかった。

 男としてのプライドが久実によって粉々にされたような感じがあった。

 由紀奈からの別れ話あり、保つことが出来なくなっていた。

 一番愛している人からの別れは利昭にとって耐え難いものだった。


 パンパン ぬちゃぬちゃ・・・・

 こんな事されているのに身体が反応する。

 女性としては屈辱的な行為だった。

 パンパン・・・・・・


利「ぅっ・・・・クッ」


 中に出した

 ぬちゃ・・・


利「すまない。悪かった」

由「ぅっ・・」

利「ごめん・・・・」


 ぬぽっ・・


由「利昭さん。別れて・・・・」

利「由紀奈・・・・・・」

由「お願い・・・・・」

利「そうか・・・・お前も同じなんだな。あいつと、久実がそんなに怖いのか?」

由「そうね。そうかもしれない」

利「そっか・・・」



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